またまた難題?!
「昔撮った写真がどうしても読み出せないCDがあるんだけど」とのご相談に
現物を拝見したところ、恐らくDPEショップで焼いてもらったであろうフォトCD。
中を見てみると画像データはちゃんと1枚1ファイルに格納されているものの、
拡張子が“pcd”というKodak社独自のもので、今どきの一般的なパソコンでは開けません。
画像の変換などはそこそこ知識がある店主、
それなりのソフトを使用して読み出しに成功しましたが、
書き出された写真が768×512ピクセルという画素数しかなく、失敗したかと焦りました。
考えてみれば、25年ぐらい前のデータです。これがその当時の“高画質”だったんだと気付きました。
デジカメでいうとカシオQV-10が発売されたのが1995年。320×240ピクセルで注目されてた頃!
そんな〜時代も〜ああ〜ったねと〜♪ こんな事がなければ、すっかり忘れてました。
フィルムをデジタルデータにするなんて、当時は最先端(かつ贅沢)だったのでしょうが、
こんな短期間で役に立たなくなるというのは、少々やるせない気持ちがしますね。
読み出した写真はpng形式でUSBメモリに入れて納品。
これならどんなPCでも表示可能です。
今のところは。
ということで、当店では読み出せなくなったCDのサルベージや、
各種画像データのコンバートも受け付けております。
(成功率100%ではないですが)ぜひご利用くださいませ。